電車釣行の準備2 (ロッドスタンドの自作)

管 都莉男

2018年11月04日 18:54

前回のブログで宣言したとおり、電車釣行用のロッドスタンドを自作していきます。

最初にお断りしますが、ダイワ製の管釣り用ロッドスタンドは、アマゾンでも4,000円代前半で購入可能です。(2018.10時点)

今回の自作、元々持っていたアルミ三脚を含めると、トータルコストは3,000円代前半となるため、DIYの手前を考慮すれば、ダイワ製を+1,000円出して購入する方が断然おすすめです。

ただし、私のプラノ1612にも同じような加工をしたロッドスタンドをDIYで付けていますので、何かの参考になればと思います。

さて、今回、スタンドの元となるスタンドは三脚タイプのこちら
(タカミヤ SmileShip アルミ三脚 ミニ 3段 TG-379 )
元々は堤防のサビキ釣り用に購入した竿掛けで、頂部にはコマセを入れる箱を乗せることができるよくあるタイプのコンパクト版。



畳むとこんな感じ。




まずは自作に必要な材料を購入します。

全て近くのホームセンターで購入。

配管材VP25φの直結ジョイントx3
小計150円


同じく配管材のVP13φ管と13φのエンドキャップx2
小計140円


L型アングルx3とZ型ジョイントアングル黒X1
小計470円


スポンジ製の筒状カバー(内径22mm)
300円


鍋ネジM3x10mmとナット類セット 一袋
(他にもM3.5かM4のネジもあった方がよいです)
計約150円


ラッカースプレーの黒つや消し
(ただの黒ならダイソーで108円のものでOKです)
今回はすでに所有しているものを利用


材料の費用は合計で約1,300円位。

ただし、材料は全てを使いきるわけではないので、実質コストは1,000円程度でしょうか。

必要な工具

・電動ドライバーと穴あけ用の錐 (4mmと2.5mm)
・大きめのペンチ(写真はウォータープライヤー)
・金ヤスリ
・ドライバー
・ラチェット式の直角ドライバー


さて、いよいよ制作工程。

三脚に着いていた、2本ある波々部材をネジを緩めて除去。

VPの直結ジョイントの部材に、4mmの取り付け穴をあけ、2.5mmの錐で切り欠きしていく線に沿って穴を連続してあけていきます。




大きなペンチで切り欠きを除去。


金ヤスリでデコボコを整え、入り口もR状に加工していきます。


中性洗剤でよく洗って、抜油した後にスプレーで黒く塗装。


これを3つ作成して、Lアングルで三脚に固定します。

この時、直角になるラチェット式のドライバーが必要です。管の内側にナットを使えば必要ありませんが、それだとロッドを傷つける可能性が高いため、ビスの鍋側を内側にしなければなりません。

取り付けるとこんな感じ。


これでロッドをさして、自立できる状態になりました。

次に現地での場所移動の際の持ち歩きを考慮し、ハンドルを付けていきます。

VP13φ管を長さ10cm弱で切り、2つのエンドキャップを用意。エンドキャップの1つには取り付け用の穴をあけます。


黒に塗装してからZ型アングルに取り付けます、
穴をあけたエンドキャップの中側にはナットをいれて外からビスで留めています。


スポンジの筒状部材を長さを合わせてカットしグリップとしてカバー状にかけます。


これで完成!
出来上がりはこんな感じに。



いや〜なかなか疲れました。
労力を考えたら、ホント、ダイワのスタンドを買った方が良いですね〜(汗

次回はロッドケースの自作をレポートします!


あなたにおススメの記事
関連記事